国際結婚の現実
いきなりですが、最近の外出禁止があまり苦ではありません。
おうちが大好きというのもありますが、そもそも本当に会いたい人たち、例えば日本にいる家族や友達とは、普段からネット上でしか会話できないですし。
むしろ今日気付いちゃったんです。人に会わなくていいって楽だなーって。
ここ数日、イギリスは夏日が続いていて毎日25度近くまで上がっています。
ブリちゃん(イケイケBritishのことを私はこう呼びます)達はキャミソールにサンダルで、男性陣に至ってはもう上半身裸です。
こんな日のイギリス人の過ごし方は「誰かの家の庭(もしくは公園)に集まってBBQ」。
これ、99%のイギリス人が同じ考えです。まじで。
今日のギラギラ太陽を見ながら、ふと思ったのです。
「もし外出禁止がなかったら、夫の友達の家を回って毎日BBQをしていただろうなぁ・・それはそれで辛い。」
と。
国際結婚してイギリスに移住して間も無く1年半になります。
それなりにイギリスで気軽に誘える友達も出来ました。
夫の友達とも家族ぐるみで仲良くさせてもらっていて、特にイギリスに移住してすぐ仲間に入れてくれたことが本当に嬉しかった。
でも残念ながら彼らと会うことで「気分転換」はできても、「エネルギーの充電」まではできないのです。
例えば、気心の知れた親友に会って他愛もない話したり、愚痴ったり、時には真面目に悩みを相談してみたりすると、どんなに疲れててもバイバイする時にはすっかり充電されていて、「さー明日も頑張ろう!」って思えたりしませんか?
その感覚がないんですよね・・。
こっちで人と会う時は、何かしら気を遣ったり人に合わせたりしてエネルギーを消費している・・。
それに気付いた時、家族だけにしか会えないって悪くないな、と思ったのです。
自分の居場所ってそう簡単には作れるものではないのかもしれないですね。