「ステップファミリー」の日常とモヤモヤについて。 継子Kちゃんは、月の2/3をママの家で、1/3をパパの家で過ごしてます。

自分の家

夫は前妻がKちゃんを身篭った時に家を買った。

 

前妻が家を出て行った時に

夫は、全ての家具を買い直し

全ての壁を塗り直し

新しいカーペットを敷くなど

取り替えられるもの全部を新しくしたらしいが

同じ家に住んでいた。

そして、私はそこへ転がり込んだ。

 

部屋自体はとても綺麗に使われていたし

家賃は夫が払うという約束だったので

私は有り難く住まわせてもらっている。

 

ご近所さんの目は思ったよりも気にならなかった。

近所の子供達が私のことを見て

「あれ、Kちゃんパパの新しい彼女だよ」

とヒソヒソ話してるのが聞こえてきた時に

心がザワザワしたくらい。

子供達に悪気がないことはわかってるので

大したことはない。

 

ただ、やっぱり事あるごとに前妻の影がちらつくのは事実で。

 

例えば・・

我が家のお庭には小さな気が植わっている。

私が越してきた時にはもうそこにあり、毎年春になると花を咲かせる。

夫は木を植えるようなタイプではないから

きっと前妻のアイデアだろうなと思う。

もしかしたらKちゃんが生まれたタイミングに植えたのかもしれない。

 

我が家のヒーターは備え付けで壁に張り付いているのだが

掃除しようとその裏側を覗くとペンキの塗り残しがある。

リビングは緑色、ゲストルームは薄っすらピンク色。

前妻はカラフルな壁がお好みだったようだ。

 

確実に前妻がここに住んでいたことを感じさせる。