「ステップファミリー」の日常とモヤモヤについて。 継子Kちゃんは、月の2/3をママの家で、1/3をパパの家で過ごしてます。

【新型コロナ】イギリスで感じること

イギリスでも新型コロナの患者数が200を超え(3月7日現在)、遂にイギリス国内で初の死者も出てしまいました。

イギリス政府は3日、以下の「行動計画」なるものを国民に対して説明しています。

 

COVID-19 行動計画(3月3日発表)

  1. Contain (封じ込め):初期段階にあたり、ウイルスを封じ込める
  2. Delay (遅延): 国内のウイルス蔓延を遅らせる
  3. Reserch(研究) : 病原体や治療法の研究を進める
  4. Mitigate(軽減) : 正しい治療の提供や病院へのサポートを行い、社会への影響を軽減する

なお、現在は「2」の段階にあるとしています。

 

肌感覚としては、街の様子がいつもとちょっと違うけどまだまだ生活に支障は出るほどではない、という感じでしょうか。

街中を歩いている人はいつもより少なくて、なんとなく活気がないような。

除菌ジェルや除菌シートが売り切れているけど、食料などはまだちゃんとあり、人々が買い溜めに走っている様子はありません。

マスクしている人は皆無です。

(ロンドンからほど近い地方都市住まいです。ロンドンだともっと違うのかもしれませんが・・・。)

 

悲しいことに、ヨーロッパ各地でアジア人に対する差別的な行動が見受けられるとの報道を見て、心配して連絡をくれる友人がいたりするのですが、幸いなことにまだ嫌な気分になるような経験はしていません。

 

2月中旬に出張で数日間日本に帰ったのですが、自宅からヒースロー空港へ行く際に利用した長距離バスの運転手さんに

「Are you going to somewhere nice?(どこかいいところに行くのかい?)」

と聞かれ、

「日本に仕事で帰ります。家族や友達に会えるから楽しみなんだけど、新型コロナが心配で。」

と言うと、

「日本か、いいねー!大丈夫だよ、どこにいたってかかる時はかかるんだから!お仕事頑張ってね。」

と、優しい言葉をかけてくれました。

 

日本から出張でロンドンに来ていた友人は、ロンドンの地下鉄チケット売り場で(大きなトランクを持っていた)、

「Are you sure you want to go home? Maybe you should stay in London longer!! (本当に帰るの?もう少しロンドンにいた方がいいんじゃない?!)」

と、言われてすごく恥ずかしかったと言っていました。

 

 

今後は状況が深刻化していく可能性が大いにありますが、周りと助け合いながら、この時期を乗り越えたいと願うばかりです。